楽しく感じていることに気づく
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今やっている仕事(バイトでも勉強で構いません)について,どんな感情を持っていますか?
つまらない,やりがいを感じない,お金のためにやっている,楽しい,学びになる,などなど。
実は私たちは,遊びの方を好んでいるのにもかかわらず,仕事でフロー(完全に没頭し,最高の結果を出し,それを心から楽しんでいる状態)を体験していることが多いそうです。
著者は言います。
たとえ仕事で楽しい体験をしても,思い込みでつらい体験として自動的に認識してしまっているです。
また,
幸せになるためには,ただ楽しさを感じるだけでなく,楽しさを感じていると気づく必要がある。
このワークは,心理学者のミハイ・チクセントミハイとジュディス・ルフェーブルの論文がもとになっています。(詳しく知りたい方はOptimal experience in work and leisure (1989)をご参照ください。右側のPDFのアイコンクリックでダウンロードできます。)
リフレクション
仕事をしていることを,恩恵だと感じることはできますか?
楽しんでいますか?心から楽しんでいる人を知っていますか?
自分のために学び続ける
- 現在および将来的に役立つことを「自己啓発」と「仕事に関連する知識習得」に分ける。
- 2つの分野について,毎日決まった時間を勉強にあてる。
- 「自己啓発」と「仕事に関連する知識習得」の相関関係(知識が重なる,両方の関係を満足させるなど)を考える。
おすすめの本
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第2章に出てくるチャレンジ(行動のために利用できる機会,縦軸)とスキル(行動能力,横軸)のグラフは大変興味深いグラフです。フロー以外にも,無気力,くつろぎや不安など,計8つの状態を示してくれます。
また,第3章で
毎日の生活が素晴らしいものになるかどうかは,結局のところ,何をするかではなく,どのようにするかにかかっているのである。
という言葉が印象的でした。