感謝探し
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このワークは,心理学者のロバート・エモンズとマイケル・マッカローが行った実験がもとになっています。(詳しく知りたい方はCounting Blessings Versus Burdensをご参照ください。「Study 1」に載っています。)
この実験では,実験参加者のグループのうち,1つのグループには「ちょっとしたことでもいいので,毎日,感謝できることを5つ書いてもらう」というものでした。
感謝の対象(例)は,朝の目覚め,友人の寛大さ,素敵な両親,神様やローリングストーンズなどです。この実験の感謝の対象が大小さまざまなことがわかりますね。
感謝できることを書き出したグループは,人生をもっと肯定的に評価できるようになり,幸福感が高くなり,ポジティブな気分を味わえるようになったそうです。
リフレクション
感謝ノートをつくる
- 1週間,毎日感謝できることを5つ書き出す。
- 目の前に思い浮かべながら,またはもう一度経験しているように感じながら書く。
- 1週間続けた後,できればもう1週間続けてみる。
お勧めの本
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この本(18章参照)での感謝の対象は,過去の未解決記憶(失恋,後悔や残念な成績などそんなに重くない記憶)について感謝を伴う再評価を行う実験を取り上げています。ご興味なある方は手に取ってみてください。
この本もどこかでワークとして紹介したいと思います。